大江神社の歴史と由来:聖徳太子と四天王寺七宮の伝承
大江神社は大阪市天王寺区に位置し、四天王寺の鎮守社である「四天王寺七宮」のひとつとして、聖徳太子によって創建されました。
当初、豊受大神が祀られ、やがて毘沙門天を併せ祀るなど、神仏習合の影響を受けて「毘沙門堂」が建てられましたが、明治維新の神仏分離政策により仏堂が撤去され、神社名も「大江神社」となりました。
歴史を重ね、戦後に焼失した社殿も昭和38年に再建され、広大な境内には榎や楠などが茂り、大阪市の保存樹林にも指定されています。
狛虎が守る境内:阪神ファンに愛されるパワースポット
大江神社の境内に鎮座する「狛虎」は、阪神タイガースファンの聖地としても有名です。
本来は狛犬であるはずのこの像が虎である理由は、かつて境内に毘沙門堂があり、毘沙門天のお使いとして虎が選ばれたためです。
特に2003年に両方の狛虎が揃って奉納された後、その年に阪神タイガースがリーグ優勝を果たし、「優勝祈願の場」として熱烈なファンから愛されています。
今も多くのタイガースファンが訪れ、狛虎周辺にはメガホンや虎のぬいぐるみなどが奉納されています。
大江神社のご利益:金運・縁結び・厄除けなどのご利益
大江神社には豊富なご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
主祭神の豊受大神は五穀豊穣や開運厄除の神とされ、素戔嗚尊は厄除けや活力増進、大己貴命は縁結びのご利益で知られます。
また、医薬と健康を司る少彦名命、国家守護と平安をもたらす欽明天皇も祀られており、境内には「百歳の階段」という101段の階段があり、健康祈願の場としても人気です。
金運向上、縁結び、商売繁盛など、幅広いご利益を求める参拝者で賑わっています。
四季折々の限定御朱印と御朱印帳の魅力
大江神社では、通常の御朱印に加えて、季節や行事に応じた限定御朱印も授与され、参拝の思い出として多くの人々に人気です。
四天王寺七宮の一つとしての格式と阪神ファンの聖地としての個性を併せ持つ大江神社では、季節ごとの華やかな御朱印が評判で、専用の御朱印帳も販売されています。
これらの御朱印は神社の象徴である狛虎や七宮の歴史を感じさせ、参拝の記念やご利益の象徴として多くの参拝者に親しまれています。
大江神社参拝ガイド:アクセス、参拝時間と境内施設
大江神社は大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽丘駅」から徒歩約3分とアクセスが便利で、6:00から17:00まで参拝が可能です。
境内には参拝者のための絵馬やおみくじもあり、願掛けや運勢を占うスポットとしても楽しめます。
また、広い境内には摂末社の日吉稲荷神社もあり、参拝とともに七福神や健康のご利益も期待できることから、終日多くの人々が訪れるスポットとなっています。
天王寺エリアで楽しむ!大江神社周辺のおすすめ観光スポット
大江神社がある天王寺エリアは、四天王寺をはじめとする歴史的なスポットが集まる観光地です。
特に四天王寺は日本最古の寺院のひとつで、境内には見ごたえある建造物が点在し、神社巡りと合わせて充実した時間が過ごせます。
また、愛染堂勝鬘院なども近隣にあり、七福神巡りのひとつとして親しまれています。
大阪の歴史を感じながら神社や寺院を巡ることで、より一層のパワースポット巡りが体験できるでしょう。
@tetsukujira 大江神社 大阪市天王寺区夕陽ケ丘。 ご祭神は、豊受大神、素盞嗚尊、欽明天皇、大己貴命、少彦名命。 聖徳太子によって、創建された四天王寺の鎮守社の四天王寺七宮のひとつ。 百歳の階段は、人生を百歳として一段越える事が御利益だとか。 #神社 #神社⛩ #神社巡り #神社参拝 #大阪 #天王寺 #大江神社 #百歳の階段#101段の階段 ♬ Izayoi – Ko Shibasaki
@jyonias #大江神社参拝させて頂きました #大阪 ♬ A mysterious and magnificent song with a divine feel(1010973) – stustu studio
クチコミ一覧0